介護用品を体験

以前介護士の勉強を始めた時に介護用品を実体験した事がありました。

車椅子や杖、衣類、食事用品など様々な介護用品を体験したのですが、普通に使って体験したのではなく、特別な装置を身体に付けてお年寄りに近い身体状態にしたのです。

不可がかかるその装置は「介護士養成ギブス」とお茶目な名前がつけられていたのですが、そんな茶目っ気のある名前とは正反対の物。

階段を登る事も、食事をする事も、入浴することも、歩いたり立ったり座ったり、全てのことが困難になる様に工夫がされていました。

若年層の自分たちには頭で理解していても、お年寄りの本当の日常生活の大変さはわかりません。

そこで実際にそれに近い状態を作り出し、その状態で介護用品を使う事で学ぼうといった勉強会です。

実に画期的で勉強になる方法。

介護士は介護する側に立つ人間。

しかしながら介護をされる側の人の苦労も理解しなくてはいけません。

苦労を知らず

「これぐらいは大丈夫だろう」

といった甘い考えが事故を引き起こし、怪我をさせてしまう事もあるからです。

お年寄りにとって骨折は命取り。

私たちは骨折してもすぐに完治しますが、骨の弱っているお年寄りはそれが原因で様々な合併症を引き起こすことだってあるのです。

それらの危険性を理解せずに仕事をしていると、恐らく必然的に事故が起こります。

 

私の祖母も介護を受けていたのですが、まだ介護施設に入る前の事でした。

高さもそんなにない自宅のベッド。

ふとした事が原因でそのベッドから落下してしまいました。

そしてその衝撃で肋骨を骨折してしまいました。

大事には至らなかったのですが、改めて介護の大変さと危険さを実感した瞬間でもあります。

実体験があったからこそ出向いた講習会。

そしてギブスを装着して立ち上がろうとしたのですが、全然上手く立ち上がることが出来ません。

立ち上がる際に介護士の人に手伝ってもらいやっと立ち上がることが出来ました。

次に歩行を体験。

足腰に力が入らないため、5m先に行くのにも大変な苦労。

バランスも悪く今にも倒れそうになりました。

そこで学んだ杖の重要性。

杖にも様々な種類があります。

誰もが見た事のある一般的な杖。

握力が入らない人でも簡単に使うことの出来る杖。

杖の先の部分が幾つにも分かれている多点杖と呼ばれるもの。

杖だけで見ても使い方は様々。

本当に勉強になりました。

それ以外にも様々な物を使って体験したのですが、介護の勉強をする人にとっても自宅で介護をしている人にとっても必ず勉強になると思いますので是非参加してみてください。

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